メッセージ性を重視した表現手法

2021/09/24

デザインのゴールを想像する

デザインをする際に、多くの場合、完成形をまず想像すると思うんですが、
・アクティブで激しい印象にしたい
・シンプルで落ち着いた印象にしたい
などデザインの方向性は非常に重要になります。

今回はそんなデザインの印象というものの中から、
メッセージ性の強い演出を表現したい時に非常に効果的な、
写真を使った手法がありますので、こちらをご紹介したいと思います!

 

カギは被写体にあり

それではどのようにして写真からメッセージ性の強さを印象付けていくのか、

結論から言うと
・遠くを眺める被写体を使う
・被写体の見つめる先の角度で時間軸を操作する
この2点です!

 

遠くを眺める

まず遠くを眺めるという行動は「未来」を連想させるイメージを与える事ができるんです!
こんなイメージですね!

桜を見上げる女性の写真ですが、未来への希望や期待や挑戦などを、見た瞬間に連想していく事ができますよね。
このような「未来」や「希望」を連想する印象というのは、企業案件・人事・新商品開発・新サービスのプロモーションまで非常にマッチングが良く、効果的に活用できるので覚えて置きましょう!

 

角度に注目

そして次は被写体の見ている角度(方向)によってもその表現を変化させられるんです!
例えばこの写真。
被写体の視線が上の方に向いているんですが、どのような印象を持ちますか?

そう!この場合は「長い/遠い未来」に向かう印象を強く与える事ができるんです!



では、次にこの写真はどう見えますか?
視線が上ではなく平行に向いていますよね。

この場合は長い/遠い未来ではなく、「近い未来」という印象を与える事が出来るんです!

なんか面白いですよね!
このように被写体の視線の角度だけで「デザインの時間軸」的な印象を操作する事が出来てしまうんです!
手軽に取り入れられて効果的な手法なので是非、覚えておいてくださいね!

 

まとめ

いかがでしたか?
今回は被写体の視線や見る角度によって写真だけでもメッセージ性を出せたり、時間軸的な表現を与えられる事をご紹介しました。
これも、ホントに知っているだけで今日からでも自分のデザインに活用して貰える手法になりますので、是非活用してみてください!

 

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