2024/10/15
Google広告でコンバージョンのアトリビューションモデルがデータドリブンに全てアップグレード
現在、多くの企業がGoogle広告を活用して、WEB集客に活用しています。
その中には、コンバージョンデータを取得してパフォーマンスの最大化を図っている企業も多いかと思います。
Google広告のコンバージョン計測にはアトリビューションモデルというシステムがあります。
アトリビューションモデルとは、ユーザーがコンバージョンに至るまでの経路において、各広告接触(クリックや表示など)がコンバージョンにどれくらいの貢献度があったのかを評価するための考え方となります。
このアトリビューションモデルには、データドリブンとラストクリックモデルがあります。
ラストクリックモデルは、ユーザーが最後にクリックした接点のみを評価するモデルとなり、データドリブンはユーザーの接点ごとにコンバージョンへの貢献度を割り振るという仕組みとなります。
このアトリビューションモデルが全てデータドリブンにアップグレードされるというリリースがありましたので、ご紹介します。
アトリビューションモデルのアップグレードされるスケジュール
Google広告のアトリビューションモデルは、2024年11月6日以降に自動的にアップグレードされる予定となります。
この自動アップグレードによって、現在ラストクリックでアトリビューションモデルに設定しているコンバージョンについては、自動的にデータドリブンに切り替わることになります。
今回の変更に伴って、広告運用担当者の方で行う作業はないようです。
アトリビューションモデルがデータドリブンに変更されるメリット
アトリビューションモデルをラストクリックからデータドリブンに変更することでラストのクリックだけでなく、過去に接点があった広告にも貢献度が割り振られる為、コンバージョンが発生したユーザーで複数の接点があった場合でも各広告の貢献度を正確に評価することができます。
そうすることで複合的な効果を可視化することができ、ラストクリックでは無駄とされた接点も評価することができ、より戦略的な広告運用を行うことができます。
一点、注意があるとすれば、1つのコンバージョンを過去に接点があった広告に貢献度を割り振ることになる為、コンバージョン数に小数点が付くケースが多々あることでしょう。
コンバージョンの評価を行う際は、このことを認識した上で分析を行いましょう。
まとめ
今回は、Google広告のコンバージョンのアトリビューションモデルがデータドリブンに変更される件について、ご紹介しました。
コンバージョンを評価する基準がアトリビューションモデルに変更されることでラストクリックでは無駄だと思われたクリックが実際には無駄ではなかったと判断するケースが発生し、有効な接点を除外するなどの機会損失させるような調整を行うことを防ぐことができます。
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