2020/08/04
Google ショッピング広告とは?
Googleショッピング広告とは、Google広告が提供する検索連動型広告(リスティング広告)のひとつでユーザーの検索ワードに連動して、Googleの検索結果やショッピングページに画像や価格などの情報を含む広告が検索結果ページに表示される「検索連動型」フィード広告です。
商品販売を目的とするホームページがある場合のみ利用可能で、商品販売を目的としないイベント集客や情報サイトなどのホームページは出稿できません。そのため、Google広告の中でも、よりネットショップに特化した検索連動型広告です。
※Googleショッピング広告には、「商品ショッピング広告」と「ショーケース広告」の2種類がありますが、日本で利用できるのは商品ショッピング広告のみとなります。※2020年8月3日時点
参照:https://support.google.com/google-ads/answer/7313987?hl=
ショッピング広告の主な掲載先
Google 検索のショッピングタブ
Google 検索と Google 画像検索
Google 検索パートナーサイト
Youtube や Gmail を含む Google ディスプレイ ネットワーク
Googleショッピング広告とテキスト広告の違い
表示場所
下記図のようにショッピング広告がテキスト広告よりも上位に表示されます。
複数の商品を広告として配信することが出来るため、ショッピング広告の占有面積は広くなります。
下記図のようにスマートフォンで検索した際は、検索結果画面広告が表示されている面積の割合が非常に大きくなります。
スクロール前の状態で、ほとんどのケースで検索画面のファーストビューには、ショッピング広告が表示されます。
表示内容
テキスト広告は、広告タイトルやそれに対する説明文、ホームページのURL、お店の住所や電話番号等を掲載し、ユーザーをホームページへ集客し、そこから価格や写真など商品情報を閲覧するのに対して、Googleショッピング広告は、商品画像と商品の価格や商品名、店名や送料などが表示され、ユーザーはクリックする前に商品の詳細を知ることができます。
出稿の難易度
Googleショッピング広告は「データフィード」という仕組みを利用するので、規定の仕様にそった商品データをCSVで作成し、商品情報の登録といった非常に複雑な作業が必要になります。またECサイトのカートシステムがマーチャントセンターと連携していない場合、定期的なデータフィードの更新(商品カテゴリなど設定、在庫状況)などを行う必要があるため、専門的な知識等が必要になってきます。
ショッピング広告のメリット
購買意欲の高いユーザー対して訴求強化
ショッピング広告は欲しい商品を検索で探しているユーザーにとって、購買する際に判断基準となりえる商品情報(画像・価格・説明等)が広告に含まれているので、顕在層に対しての訴求を強めることができます。そのため購買意欲の高い検索ユーザーをランディングページに集めることができます。ユーザー側からすれば、先に商品情報を見られるショッピング広告は便利で、テキスト広告のように想像していた商品と違ったといった相違が生まれることもありません。
Google 検索結果から商品ページに直接誘導できる
Google検索結果に上部表示される広告から特定の商品ページへと直接遷移するため、欲しい商品をイメージできているユーザーのページ遷移を最小限に抑えることができ、購入に繋がりやすくなります。
※遷移先は自社運営の EC サイトなので、販売手数料等もかかることもありません。
広告色の抑制
通常の検索結果のように商品画像・商品名・値段などの必要最低限の情報が整理されて均一に表示されるため、広告感が少なくユーザーに警戒心を与えにくくなっています。気になった内容でも、広告だからという理由でクリックしないユーザー数も一定数いるので、一見して広告だとわかりにくいショッピング広告は警戒心を最小限に抑え広告アピールできるので、購入につながりやすいです。
Googleショッピング広告を出稿するには
Googleショッピング広告掲載を開始するには、Google Merchant Centerへのフィード登録と、Google広告のアカウント設定が必要です。
出稿までの流れ
Merchant Centerアカウントの開設 <GoogleMerchantCenterに登録する>
⇓
Merchant CenterとGoogle広告をリンク <Google 広告の設定とアカウントのリンク>
⇓
フィード(商品データ)の登録を行いショッピングキャンペーンの作成<キャンペーンの作成>
参照元:GoogleMerchantCenterヘルプ 登録ガイド
まとめ
配信開始させるまでの設定が少し面倒ですが、ECサイトにとってGoogleの検索結果の最上位に商品を表示させることができ、なおかつ効率的な広告配信が実現可能なので、ECサイトで広告運用するならぜひ導入をおススメします!!ご興味がありましたらBOPコミュニケーションズにご相談いただければ幸いです。