2021/04/28
広告の目的とは
Facebook広告の「広告の目的」は、ユーザーが広告を見た時にとってもらいたいアクションを指します。広告の目的によって、使用可能な最適化の種類や広告フォーマット、配置などが変わってきます。
達成すべき目標と選択した広告の目標にズレがあると、思ったような効果がえれない状況になってしまいますので、適切な広告の目的を設定することは、非常に重要になります。
11種類から選択できる広告キャンペーンの目的
【認知】【検討】【コンバージョン】の3つのフェーズに分類されており、全11種類の広告の目的が用意されています。(2021年4月23日時点)
認知度
商品やサービスに関心を持ってもらうための目的です。
ブランド認知度を高めるには、ビジネスの価値を利用者に明確に伝える必要があります。
例えば、小規模なローカルチェーンを立ち上げるとします。
ブランドの認知度アップの目的を使用することで、近隣の利用者にサービス(商品)を紹介するキャンペーンを作成できます。
・ブランドの認知度アップ
ビジネス、ブランド、サービスへの認知度を高めることができます。
・リーチ
ターゲットオーディエンスのできるだけ多くの利用者に広告を表示します。
検討機会
あなたのビジネスを選択肢に加え、もっと詳しく知りたいと思ってもらうための目的です。
例えば、ウェブサイトを利用して、自社のストーリーを伝えたり、店舗で販売しているユニークな商品を紹介したりしているとします。
トラフィックの目的を使用することで、利用者にサイトへのアクセスを促し、詳しい情報を知ってもらうためのキャンペーンを作成できます。
・トラフィック
Facebookから、自社のウェブサイトのランディングページ、ブログ投稿、アプリなど指定したURLへと利用者を誘導します。
・エンゲージメント
投稿にエンゲージメントする可能性の高い利用者にリーチできます。エンゲージメントには、「いいね!」、コメント、シェアなどが含まれますが、ページからのクーポン利用も含めることができます。
・アプリのインストール
ビジネスのアプリをダウンロードできるアプリストアに利用者を誘導します。
・動画の再生数アップ
ビジネスの動画を視聴する可能性の高いFacebook利用者に、その動画を配信します。
・リード獲得
ビジネスのリードを獲得します。ニュースレターへの登録など、商品に興味を持った利用者から情報を収集する広告を作成します。
・メッセージ
Messenger、Instagram Direct、WhatsAppで利用者とつながります。潜在顧客や既存の顧客とコミュニケーションを取り、ビジネスへの関心を促します。
コンバージョン
ビジネスに関心を示したターゲットに、商品を購入したりサービスを利用したりしてもらうための目的です。
例えば、新しい店舗をいくつか開店したとします。
来店数の増加の目的を使用することで、潜在顧客が最寄りの店舗に立ち寄るよう促すためのキャンペーンを作成できます。
・コンバージョン
ビジネスのサイト上で利用者に特定のアクションを促します。アクションには、商品のカートへの追加、アプリのダウンロード、サイトへの登録、購入などが含まれます。
・カタログ販売
Eコマースストアのカタログの商品を掲載して、売上を増やします。
・来店数の増加
近隣の利用者に実店舗の所在地を宣伝します。
【参照:Facebookビジネスヘルプセンター 適切な広告の目的を選択する】
広告の目的別に選択できる広告フォーマット
Facebook広告では、キャンペーンの目的によって配信できるフォーマットが異なります。
広告を配信するフォーマットには「画像」「動画」「カルーセル」「コレクション」の4種類があります。
各広告フォーマットの入稿規定に関しては過去のコラムご参照ください。
下記、Facebookニュースフィードに配信する場合は下記のようになります。
【参照:Facebookビジネスヘルプセンター マーケティングの目的に対応した広告配置】
まとめ
以上、広告キャンペーンの目的に関してでした。
ビジネスにあったキャンペーン目的を選択することで、より効果的な広告配信の実現につながります。ビジネスで達成したい目標がある場合は今回の内容をもとに適切に設定いただけたら幸いです。
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