2021/05/19
電話コンバージョンについて
レストランや、美容室などの実店舗集客をされている方だと、ウェブサイトから予約ができるように、ウェブサイトに電話番号を表示している店舗さんが多いかと思います。今回はそのような方向けに、「リスティング広告などの広告経由で電話番号をクリックした回数」=「電話コンバージョン」を計測する方法をご紹介していきたいと思います。ふつうに計測しようと思うと、複数ページにある電話番号をリンクや、バナーごとにひとつずつ設定が実用だったりしますが、今回ご紹介する方法はGoogleタグマネージャーという無料のツールを使用しており、やり方も簡単ですので、ぜひ試してみてください。
Googleタグマネージャーでの設定方法
まず、Googleタグマネージャーという無料で使用できるGoogleのツールを利用しますので、こちらの登録から初期設定をしておく必要があります。Googleタグマネージャーの初期設定に関しては以下のページをご参照ください。
①初期設定が終わりましたら、まず左メニューバーの「変数」→「設定」を選択します。
②組み込み変数の設定画面が表示されるので、「クリック」の項目にチェックを入れます。
③左のメニューバーから「トリガー」→「新規」を選択します。
④トリガーの設定画面の編集を選択すると、トリガーのタイプを選択という画面が表示されるので、「クリックのみ」を選択します。
⑤トリガーの設定画面では、上記のようにタグ発火要件を設定します。
※page URL →ドメインを入力 / Click URL→tel: もしくは電話番号を入力
⑥左のメニューバーから「タグ」→「新規」を選択します。
⑦タグの設定画面で、作成したいタグを選択します。
⑧今回はGoogle広告経由からの電話コンバージョンを想定して、Google広告のタグ設定を行います。
※媒体側でのコンバージョンタグ作成に関しては以下のコラムをご参考ください
Googleタグマネージャーを使ったコンバージョンタグの設置方法
⑨トリガーに先程作成した、電話ボタンクリックを選択して、設定は完了です。
⑩最後の設定確認のため、タグマネージャー上部左の「プレビュー」を選択します。
⑪ウェブサイトで電話番号をクリックすると、プレビュー画面でタグの発火を確認することができます。
⑫最後に公開ボタンを押したら、今回の設定は完了です。
注意点
✔今回設定している電話コンバージョンは「電話がかかった回数」ではなく、「電話番号がクリックされた回数」を計測しています。ですので、実際の店舗側で確認できる架電数とは異なる場合があります。
まとめ
今回はGoogleタグマネージャーで、広告経由の電話コンバージョン計測をする方法についてご紹介しました。実店舗集客でリスティング広告を配信しており、電話発信コンバージョンの計測は難しそうでまだできていない..など、まだ設定ができていない方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。弊社では、Googleタグマネージャーの導入・設定からリスティング広告、LINE広告やfacebook広告など主要SNS広告の運用まで承っております。なにかお困りごとがございましたら、ぜひご相談ください。