カラーとモノクロを利用した表現手法

2021/10/21

デザイン制作の中で、訴求したいポイントを強く印象づけたい場面というのは、
デザイナーなら頻繁に出くわすのではないでしょうか。
印象づけに良い方法として、

・主役要素を大きく配置して印象的に魅せる
・派手な配色を施して印象付ける

などなど、印象づける為の方法は多々あります。

今回はモノクロとカラーという事に焦点を置いて、
モノクロ×カラーで主役を印象付けていく手法をご紹介しようと思います!

 

モノクロとカラーを融合

モノクロ×カラーを使って、ある要素を印象付けて行く時、
どのような操作をすればいいでしょうか。

結論から言うと、それは。

ずばり!「モノクロの中の一部分だけにカラーを使用する」
これです!

人間は色彩があるものを注目してしまう心理的な作用があるので、
それを利用して、特に強調したいポイントを絞った上でその箇所だけに配色を施します!

 

カラーは一部分だけ

例えばこのようなアーティスト来日の広告があったとしましょう。

その時にこのようなデザインパターンにすると、どうしても人間の心理的に「人物写真」の方に
目が集中してしまいますよね。
もし、今回コピーを読んで欲しいというゴールがあった場合は、効果が薄れてしまうかもしれません。

そんな時に使って欲しいのがこのように、全体をモノクロで統一し、読ませたいコピーのみにカラーの配色を施すという手法。

こうすることで、全体をカラーにしていた時よりも、コピー部分が前面に出てユーザーの視線を、
自然とコピーに誘導していくことができるんです!

決して難しい操作はなく、デザイン初心者の方でも知っているだけで手軽に活用できるテクニックなので是非、今回覚えて置いてくださいね!

 

まとめ

いかがでしたか?
今回はモノクロの中の一部にカラーを使用することによってユーザーの視線を自然に誘導する
手法をご紹介しました。

このように難しい技術を使わなくても、人間の心理をうまく利用したデザインテクニックは、
他にもたくさんあるので、今後もご紹介していきますね!

 

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