2022/06/13
Facebook広告・Instagram広告の広告アカウントでアカウント停止になったことはありますか?
現在、多くの企業がFacebook・Instagramを活用した集客を行っているかと思いますが、広告アカウントが停止になってしまったという経験はないでしょうか。
広告アカウントが停止している主な要因は、Facebook広告・Instagram広告の広告ポリシーに準拠していないことが多いのですが、知らないうちに広告ポリシー違反をしていることもあるかと思います。
今回は、Facebook広告・Instagram広告で広告アカウントが停止にならない為に気を付けないといけないことについて、ご紹介します。
Facebook広告・Instagram広告の広告配信で気を付けるべきこと
①広告の品質に気を付ける
Facebook広告・Instagram広告では、広告主のページ、ドメイン、広告アカウント、画像、投稿文などのトータルで広告品質が決まります。
広告品質が低くなるとFacebook・Instagramでの評価が低くなり、広告オークションにおいて競争力が下がることになる為、広告パフォーマンスが低下することになります。
その為、広告品質が高くなるような広告を入稿する必要があります。
それでは、広告品質を高くするためには、どのようなことが必要なのでしょうか。
大きくは、下記の2点に注意した広告クリエイティブを心掛ける必要があります。
・広告クリエイティブとランディングページがターゲットユーザーに関連していること
・どんな広告なのか分かりやすいこと
※広告クリエイティブ:ここでは、画像、投稿文、ランディングページをセットにしたものを指します。
逆に上記のことを踏まえない広告クリエイティブでは広告品質を低くする要素になる為、広告クリエイティブはユーザーにとって有用で分かりやすいものにするように心掛けましょう。
②広告品質を高める為にはやってはいけないこと
こちらは、上記の広告品質を高くするために必要なことにも関連することになりますが、広告品質を高める為にやってはいけないことがあります。
それは、どんなことかというと、宣伝している内容がリンクをクリックしないと分からない広告クリエイティブを配信することです。
リンクをクリックしないと何を宣伝しているか分からない広告は、ユーザーにとって不利益になる広告となる可能性がある為、広告品質を下げてしまう要因となっています。
参照:品質とパフォーマンスを高めるために避けるべき広告の特徴
③魅力的な広告のベストプラクティス
広告クリエイティブを作成する上で、Facebook・Instagramでは、下記のようなクリエイティブを推奨しています。
どのようなことを伝えたいかによって、最適なクリエイティブが異なるので、下記のことは参考程度に考えて頂ければと思います。
■縦型もしくは正方形動画を使用する
ほとんどの利用者はスマートフォンを縦に持って使用するため、縦型または正方形にすると画面に大きく表示されることになります。
■画像上のテキストの量を少なくする
画像でテキストを使う場合は、フォントを小さくして文字数を少なくし、画像に対するテキストの比率を下げることが推奨されています。
目安としては、画像に対してテキスト比率を20%未満が推奨されています。
■テキストを短くする
FacebookやInstagramの閲覧に時間をかけない傾向があります。
その為、テキストを短く簡潔にすることでメッセージが伝わりやすくなります。
■カルーセル形式を採用して複数の画像を追加する
カルーセル形式では、同じ予算で複数の画像を表示ができる為、ユーザーへの訴求方法の幅を広げることができます。
特に複数の商品やブランドがある場合に効果を発揮するでしょう。
■クリエイティブに動きを加える
動きのある広告はフィードでより注目を集めやすいので、動きのあるクリエイティブにすることでエンゲージメントが得られやすくなります。
Meta社では、下記のような無料アプリも推奨しています。
-
Boomerang – ループ動画
-
Adobe PhotoShop Express – 写真を編集
-
Adobe Spark – テキスト、画像、写真、ナレーション付きのテンプレートから動画を作成
■コールトゥアクション(CTA)を利用する
コールトゥアクション(CTA)ボタンはユーザーの注意を引きつけ、広告に対してアクションを起こすように促すことができる為、活用するといいでしょう。
④エンゲージメントベイト投稿を広告として利用しない
エンゲージメントベイトとは、「いいね!」「シェア」「コメント」などのようなリアクションを促す戦略のことをいいます。
Facebook・Instagramでは、この戦略による投稿を行うと投稿やページの表示順位が下がることになります。
これを広告として、入稿すると広告が否決になる可能性が高く、最悪のケースとして広告アカウントが停止することになる可能性があります。
参照:Facebookでエンゲージメントベイトを投稿しないようにする方法
⑤効果効能を誤認させる可能性がある広告を配信しない
Facebook・Instagramだけでなく、多くの広告媒体では効果効能を謳う広告が禁止されています。
一番多いものとしては、医療系の広告にありがちなビフォー・アフターの画像を使った広告でしょうか。
ビフォー・アフター画像のように商品・サービスの効果効能を誤認させるような広告は禁止されているので、注意しましょう。
まとめ
今回は、Facebook広告・Instagram広告で広告アカウントがアカウント停止にならないようにする為に気を付けることについて、ご紹介しました。
BOPコミュニケーションズでは、Facebookのマーケティングパートナーとして最新の情報を取得して広告運用に活用しています。
媒体の仕組みが変動し過ぎて、対応が追い付いていかないなど、媒体の変動する仕組みに合わせた広告配信にご興味がある方は、お気軽にご相談下さい。
★フォームからすぐにお問い合わせしたい場合はこちら↓