心理学を活かした文字組手法

2024/02/06

デザイン初心者の頃って、自分の引き出しが多くないが為に、
苦労する事って沢山あると思うんです。

今日はそんなデザインの引き出しを増やすのにぴったりな、
心理学を絡めた文字組手法をご紹介します。

 

インパクトを出した文字組

キャッチコピーを強調したい!というデザインってありますよね。
そんな時に効果的な文字組の手法をご紹介したいと思います。

参考画像がコチラ。

そう、こんなイメージでコピーを縦横に配置する文字組って見たことある人も、
多いんじゃないですか。
駅構内や電車の中吊り広告、街頭ポスターなど、ガツンとキャッチコピーを引き立てるような
デザインに活用される手法です。

この文字組のメリットとして『インパクト』というのは勿論なんですが、
心理学的に人間って左上から右下に目線が動く習性があるので、
文字を目で追わせるという意味でも非常に理にかなっている手法なんです!

 

コピーをあえて隠す

えっ、コピーを隠す??と思った方も多いと思いますが、
こんな感じです。

ちょっと極端な例になってしまいますが、時計の「計」の文字が、
時計本体に少し隠れる感じになっていますよね。
こんなイメージで重要なキャッチコピーを少しだけ隠す手法です。
グラフィックデザインなど、人に注目させたいポスターや紙チラシのデザインに向いています。

これも心理的に、人間って重要な要素が少し隠れていると、その部分が気になって逆に見たくなってしまう。という感覚がありますよね。
その心理を利用した手法になります。

注意点としては、『少しだけ隠す』というのがポイントであって、
「読めない」「内容が理解できない」まで隠してしまうと逆効果になってしまうので、
その点だけは注意してくださいね。

 

まとめ

いかがでしたか?
心理学を絡めた文字組手法をご紹介しました。

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