Yahoo!広告「検索広告」でコンバージョンAPIが利用可能に!

2025/09/01

広告の成果を正確に計測できていますか?

近年、ブラウザのセキュリティ強化や広告ブロッカーの普及によって、従来のタグだけではコンバージョンデータの取得が難しくなりつつあります。

この課題を解決する為、2025年9月10日(水)より、Yahoo!広告の検索広告にコンバージョンAPIが導入されます。

この機能は、従来のコンバージョン測定タグの新たな選択肢として、より正確で安定したデータ計測を可能にします。

今回は、新たにYahoo!検索広告で導入されるコンバージョンAPIについて、ご紹介します。

 

コンバージョンAPIとは?

コンバージョンAPIは、広告主のサーバーと広告プラットフォーム(今回の場合はYahoo!広告)のサーバー間で、直接コンバージョンデータをやり取りするための仕組みです。

従来のタグがブラウザを介して情報を送信するのに対し、APIはサーバー間で直接通信する為、ブラウザのセキュリティ設定や広告ブロッカーの影響を受けにくいという特徴があります。

 

なぜコンバージョンAPIが必要なのか?

このAPIが求められる背景には、主に以下の2つの理由があります。

■ブラウザのセキュリティ強化

AppleのITP(Intelligent Tracking Prevention)やGoogleのChromeのプライバシーサンドボックスなど、ブラウザ側のセキュリティ強化が進み、従来のタグを使ったトラッキングが制限されるケースが増えています。

■広告ブロッカーの影響

多くのユーザーが広告ブロッカーを利用しており、これによりコンバージョンタグがブロックされ、正確なデータが計測できない場合があります。

 

コンバージョンタグとの関係性

コンバージョンAPIは、既存のコンバージョン測定タグを置き換えるものではありません。

すでにタグで問題なく計測できている場合は、引き続きそのまま利用できます。

このAPIは、あくまでタグだけでは不十分なケースや、より精度の高い計測を求める場合に補完的・代替的な手段として活用することが推奨されます。

 

注意点と補足情報

コンバージョンAPIの利用には、APIを使ったアプリケーション開発や運用ができる環境が必要です。

Googleタグマネージャーについては、2025年10月頃にサーバーサイドでの対応が予定されています。

この機能は検索広告のみが対象であり、すでに提供されているディスプレイ広告のコンバージョンAPIとは別機能となります。

 

補足情報

Googleタグマネージャーについては、2025年10月頃にサーバーサイドでの対応が予定されていますので、Googleタグマネージャーでの対応が可能になればコンバージョンAPIを導入するハードルが下がる可能性があると思います。

この機能は検索広告のみが対象であり、すでに提供されているディスプレイ広告のコンバージョンAPIとは別機能となります。

 

まとめ

今回は、Yahoo!検索広告で導入されるコンバージョンAPIについて、ご紹介しました。

このコンバージョンAPIのアップデートは、今まで取得ができなかったコンバージョンデータを取得することができます。

その為、Yahoo!広告の運用者にとって、より精度の高いデータに基づいた広告運用を実現する大きな一歩となるでしょう。

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