Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)に動画番組内広告「インストリーム広告」提供へ

2025/09/22

先日、Yahoo!からYahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)にて動画コンテンツの間に広告を配信する新しいサービス「インストリーム広告」の提供を開始するというリリースがありました。

これにより、広告主はテレビやスマートフォンなど、多様なデバイスでユーザーにリーチすることが可能になり、動画を活用した広告戦略の選択肢が広がります。

今回は、Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)で導入されるインストリーム広告がどのようなものなのかご紹介します。

 

インストリーム広告の概要

インストリーム広告は、動画配信サービスが提供する番組内の広告枠に動画広告を配信するサービスです。

具体的には、以下のような形式で動画コンテンツの前、途中、または終了後に挿入されます。

 

・プレロール広告

動画本編の開始前に再生される広告。

・ミッドロール広告

動画本編の途中に再生される広告。

・ポストロール広告

動画本編の終了後に再生される広告。

 

これらの広告は、従来のPCやスマートフォンのほか、インターネットに接続されたテレビ(コネクテッドTV)にも配信できるため、広告のリーチを大幅に拡大できます。

また、動画の長さを選択できるため、商品やサービスの特性に合わせて柔軟な広告配信が可能です。

 

導入スケジュール

・アカウント設定手続き開始: 2025年9月24日(水)

手続き完了後、広告管理ツールから入稿が可能になります。

・配信開始: 2025年10月初旬

 

インストリーム広告を配信する上でのメリット・注意点

■メリット

・リーチの拡大

コネクテッドTVへの配信が可能となり、テレビ視聴者層へもアプローチできるようになります。

・視聴完了率の向上

動画コンテンツの間に広告が挿入されるため、ユーザーにスキップされにくく、最後まで視聴される可能性が高まります。

・ブランド認知の向上

映像と音声でメッセージを伝えることで、ブランドイメージを効果的に訴求できます。

■期待される効果

・ターゲット層への深いアプローチ

番組内容と関連性の高い広告を配信することで、関心の高いユーザーへの訴求力が向上します。

・エンゲージメントの創出

質の高いクリエイティブと適切なタイミングでの広告配信により、ユーザーの注意を引き、高いエンゲージメントが期待できます。

■注意点

・利用対象の限定

サービス開始時点では、利用できるお客様が一部に限定されています。利用を希望する場合は、担当営業への問い合わせが必要です。

・二重の審査

入稿した広告は、動画配信サービスとYahoo!広告の両方で審査の対象となります。

・ビューアブルカウント方法の違い

ビューアブルインプレッションは、通常の運用型動画広告とはカウント方法が異なります。

  • インストリーム広告: 動画再生開始時にカウントされます。
  • 通常の運用型動画広告: 画面の50%以上の領域に、2秒以上連続して表示された場合にカウントされます。

 

まとめ

今回は、Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)で導入されるインストリーム広告について、ご紹介しました。

「インストリーム広告」は、広告主にとって動画マーケティングの可能性を大きく広げるサービスです。

テレビ視聴者層を含む幅広いユーザーにリーチできる点や、視聴完了率の高さは大きな魅力となります。

利用にはいくつかの注意点があるものの、適切に活用することで、ブランド認知の向上やエンゲージメントの創出といった高い効果が期待できるでしょう。

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