Googleレスポンシブディスプレイ広告(RDA)とは

2020/08/17

Googleレスポンシブディスプレイ広告(RDA)とは

画像とテキストを入稿すると、掲載面に合わせてサイズやフォーマットが自動調整されユーザーに、より関連性の高い画像とテキストの組み合わせが表示される広告です。画像やテキストなど複数のパターンがあった場合、どの組み合わせで配信をすればより成果に繋がるか一つ一つ試すことができればいいですが組み合わせが膨大な数になる場合それは厳しいでしょう。
レスポンシブディスプレイ広告では、機械学習に基づいて広告枠に合わせた最適な表示形式で、よりユーザーに関連性の高い組み合わせを掲載できるのが特徴であり強みです。
レイアウトは、以下の5つのアセットの組み合わせで決まります。

-画像もしくは動画
-ロゴ
-広告見出し
-説明文

通常のバナー広告の場合、広告枠に対応したサイズのバナーでなければそのサイズの広告枠には配信することができません。
しかし、レスポンシブディスプレイ広告は画像を最低1パターン入れるだけであらゆるサイズの広告枠に配信することができます。
さらに、イメージ・テキスト・ネイティブフォーマットにも対応しています。

 

入稿規定

 

-画像 【最大15個】
┗横長          横縦比1:91:1 600×314 より大きい横長画像が必要
         上限ファイルサイズ 5120 KB 

┗スクエア     横縦比 1:1      300×300 より大きいスクエア画像が必要
         上限ファイルサイズ 5120 KB 

┗ロゴ(省略可)    横縦比 1:1      128×128 より大きいスクエア画像が必要
         上限ファイルサイズ 5120 KB 

※スクエアロゴ画像の推奨サイズは 1,200×1,200 で、最適な表示の為512×128 以上の横長(4:1)のロゴを追加することも推奨されています。横長ロゴの推奨サイズは 1,200×300 でいずれの場合もロゴを中央に配置する場合、背景を透明にすることが奨められています。
また、文字部分が画像全体の20% を超えないようにとされているので注意が必要です。
配信先の広告スペースに収まるようにするため、画像の両端が各辺最大 5%程度トリミングされる場合がありますので文字を端に入れない等の注意が必要です。

-動画
広告に使用できるのは YouTube 動画のリンクのみ。
動画の長さ30 秒以下(アスペクト比は 16:9、1:1、4:3、9:16 を推奨)

-広告見出し
┗短い広告見出し 【1~5 個】
文字数:全角 15 文字、半角 30 文字以下
長い広告見出しが収まらない小さな広告スペースの 1 行目に表示される。説明文とともに表示される場合もあればされない場合もある。

┗長い広告見出し 【1個】
文字数:全角 45 文字、半角 90 文字以下
広告が大きな場合、短い見出しの代わりに広告の最初の行に表示される。説明文とともに表示される場合もあればされない場合もある。長い見出しが広告に表示される場合、表示できる長さは表示されるサイトによって異なり、表示しきれない場合は末尾に省略記号(…)が表示される。

-説明文 【1~5 個】
文字数:全角 45 文字、半角 90 文字以下
広告見出しに加えて表示することで、ユーザーに行動を促す。
広告見出しの後に表示されることがあり、表示される長さは、掲載先のサイトによって変わる。表示しきれない場合は、末尾に省略記号(…)が表示される。

-会社名
会社名やブランド名

-行動を促すフレーズのテキスト(省略可)
言語と行動を促すフレーズの具体的なテキストを選択

-※動的レスポンシブ広告の場合(省略可)
販促テキスト(「○○ 円以上ご注文で送料無料!」など)と価格のプレフィックス

参考(Google広告ヘルプ/レスポンシブ ディスプレイ広告を作成するhttps://support.google.com/google-ads/answer/7005917)

 

メリット

・広告の最適化が可能
機械学習モデルにより、自動的に最適な組み合わせが決定されるため広告の最適化を図ることができます。

・幅広くリーチできる
複数の画像やテキストをアップロードでき、利用可能な広告スペースに合わせてサイズやフォーマットが自動的に調整されます。あるサイトではネイティブバナー広告として、別のサイトではテキスト広告として表示されたりするので多くのユーザーへリーチすることができます。

・時間を節約できる
画像やテキストが自動で組み合わされるため作業時間を短縮でき、パフォーマンス向上に時間を費やすことができるようになります。

・動的リマーケティングと併用できる
キャンペーンにフィードを追加することで、レスポンシブディスプレイ広告で動的リマーケティングが利用可能になります。

参考(Google広告ヘルプ/レスポンシブ ディスプレイ広告についてhttps://support.google.com/google-ads/answer/6363750)

 

注意点

・画像内のテキストが20%以上×
画像(テキスト付きのロゴを含む)のテキストが20% 以上になってしまうと審査に通らない為注意が必要です。

・テキストのみで表示された場合でも内容が分かるクリエイティブにする
レスポンシブディスプレイ広告では、テキストのみで表示される可能性もある為、そうなった場合にも内容が伝わるようなクリエイティブを用意したほうがいいでしょう。

 

まとめ

今回は、「Googleレスポンシブディスプレイ広告(RDA)」についてご説明いたしました。
レスポンシブディスプレイ広告では、機械学習に基づいて広告枠に合わせた最適な表示形式で、よりユーザーに関連性の高い組み合わせを掲載できるのが特徴であり強みです。
レスポンシブディスプレイ広告を活用する際の参考になりましたら幸いです。

 

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