GoogleAnalyticsを使った効果が高いリターゲティング広告配信

2020/10/02

GoogleAnalyticsを使ったリターゲティング広告

多くの企業がGoogleAnaltyicsをサイト分析を行うツールとして活用していると思いますが、GoogleAnalyticsをGoogleディスプレイ広告(以後GDN)に活用できることをご存じでしょうか。

GDNへの活用については様々な活用方法がありますが、今回はリマーケティング広告のターゲット設定に活用する方法をご紹介します。

 

GoogleAnalyticsとGoogle広告のアカウント連携を行うことで相互でデータの活用が可能

GoogleAnalyticsとGoogle広告は、アカウント連携を行うことで本来はそれぞれのアカウントでしか確認することができないデータを確認することができます。

例えば、GoogleAnalyticsであればGoogle広告の配信結果を確認することができ、Google広告であればGoogle広告で誘導したユーザーの滞在時間などを確認することが可能となります。

そのデータ連携をGDNのリマーケティング広告に活用することができます。

 

GoogleAnalyticsとGoogle広告のアカウント連携方法

GoogleAnalyticsとGoogle広告の連携は、GoogleAnalyticsの管理画面で設定が可能です。

GoogleAnalyticsのアカウント連携については、GoogleAnalyticsのプロパティごとに設定を行うことができ、GoogleAnalyticsの管理項目のプロパティにある「Google広告とのリンク」で設定を行います。

 

①まずは、「Google広告とのリンク」をクリック

 

②連携するアカウントをチェックして、下の方にある「続行」をクリック

③リンクグループのタイトルを決めて「アカウントをリンク」をクリック

※この際に「すべてのウェブサイトのデータ」がオフになっている為、こちらはオンにしておきましょう。ここをオンにしておかないとGoogle広告アカウントへのデータ活用はリマーケティングのみに限られてしまいます。

④「完了」をクリック

これで、GoogleAnalyticsとGoogle広告の連携は完了となります。

 

リマーケティングオーディエンスの作成方法

アカウント連携が完了しましたら、次にGoogleAnalyticsでリマーケティングオーディエンスを作成することでGoogle広告にてGoogleAnalyticsのデータを使ってGDNのリマーケティング広告の配信が可能となります。

リマーケティングオーディエンスは、GoogleAnalyticsと連携したプロパティのユーザー定義にて作成が可能となります。

①「ユーザー定義」の「オーディエンス」をクリック

②「次のステップ」をクリック

③「オーディエンスの公開先」にある「宛先を追加」から公開するアカウントをチェックして、「有効」をクリック

これで、下記のようにリマーケティングオーディエンスの作成が完了しました。

リマーケティングオーディエンスについては、様々なセグメントを「新しいオーディエンス」から作成することも可能となりますので、より効果の高いセグメントを作成することをオススメします。

 

GoogleAnalyticsでリマーケティングオーディエンスを作成するメリット

今回、GoogleAnalyticsを活用したリマーケティングオーディエンスの作成方法をご紹介しましたが、今まで通りのやり方と違いどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

■メリット1

Google広告では設定できないデータを使ったセグメントを作成することができます。

Google広告では基本的にページ閲覧をキーとして、リマーケティングオーディエンスを作成します。

それに対して、GoogleAnalyticsのデータを使うことで閲覧ページだけでなく、セッション数・イベント発生・ページ滞在時間などでもリマーケティングオーディエンスを作成することが可能となります。

セグメントについては、アイデア次第で効果が高いと考えられるセグメントを作ることができるので、是非アイデアを練ってみましょう。

 

■メリット2

ITPの影響を受け難い可能性があります。

appleを中心に導入しているITPは、サードパーティーcookieを使った広告ブロックの対策となります。

GoogleAnalyticsは、ファーストパーティーcookieを使ってデータを集めている為、ITPの影響を受け難い可能性があります。

その為、今後ますますリマーケティングオーディエンスのリストが溜まりにくい状況になったとしてもGoogleAnalyticsを使ったリマーケティングオーディエンスについてはITPの影響を受けずにリストを溜めることができる可能性があります。

 

最後に

BOPコミュニケーションズでは、時世に合わせた広告のプランニングを行っております。

ITP対応など時世に合わせた広告配信をご希望の方は、是非ご相談下さい。

 

シェア
ツイート