【Google広告】スマートショッピング広告

2020/10/14

スマートショッピング広告とは

ショッピング広告とディスプレイ広告の特徴を融合させた新しいキャンペーンで、Googleの機械学習を利用して高度な最適化※が行われるキャンペーンタイプです。
※Googleのシステムで商品フィードからデータを取得し、クリエイティブ生成、ターゲティング、広告の配信場所(配信ネットワーク)入札調整まで自動で設定されます。

配信面

・Google検索ネットワーク
・Googleディスプレイネットワーク
・YouTubeGmailなどのGoogleネットワーク全体

従来のショッピング広告と違い、Googleディスプレイネットワーク、YouTubeやGmailなどのGoogleネットワーク全体にも配信することができます。

 

ユーザーターゲティング

ユーザーが検索したキーワード
ユーザーの属性情報(性別、年齢、エリア情報など)
webサイトの閲覧履歴など

スマート ショッピング キャンペーンでできること

リーチを広げる

スマート ショッピング キャンペーンを活用すれば、コンテンツを検索したり利用したりしているユーザーに対し、Google のさまざまなサービスを通じていつでもどこでも商品の広告を表示できます。

トラフィックと販売を促進する

Google のショッピング キャンペーンを利用すれば、オンラインと実店舗の両方で、より多くのお客様に商品を見つけてもらえるようになります。

分析情報とトレンドを把握する

販売を促進するうえで、何が効果を発揮しているのかを詳しく把握できます。また、競合関係を視野に入れながら、商品やサービスを強化できます。

 

要件

スマートショッピング広告を活用するにあたり、以下の要件を満たす必要があります。

・注文や購入ごとのコンバージョントラッキングを設定しておくこと

・既存のショッピングキャンペーンで過去45日間に20件以上のコンバージョンを獲得していること

・ウェブサイトにグローバルサイトタグを追加し、100人以上のアクティブユーザーを含むリマーケティングリストをアカウントに関連付けること

・ショッピングキャンペーンの要件を満たし、ショッピング広告のポリシーに準拠していること

参照:Googleヘルプ

 

注意点

他のショッピングキャンペーンの停止

スマートショッピングキャンペーンは他のショッピングキャンペーン、リマーケティングよりも優先的に配信されますので、スマートショッピングキャンペーンの学習機能に影響が出ないように通常のショッピングキャンペーンを停止させるようにしましょう。

十分なデータ・コンバージョンまでの時間を考慮する

機械学習を使用するためデータの蓄積に時間がかかります。新しいキャンペーンの掲載結果は2週間ぐらい経ってから評価するのがおすすめです。また、商品によっては購入まで数日かかるものもあるので、すぐに評価せずコンバージョンまでの日数を把握しておく必要があります。

確認できるパフォーマンスデータは限定されている

スマートショッピングキャンペーンはデータを活用し自動最適化を行っているため、データの詳細がほとんど確認できないのが現状です。どこのオーディエンスに配信されたのか、どの検索語句でコンバージョンに繋がったのかなどというデータに現時点ではアクセスできない仕様になっています。

 

まとめ

今回はスマートショッピングキャンペーンのご紹介でした。

Googleの学習機能を使うことで、自動でユーザーの様々な接点を正確に捉え、ユーザーのごとに適切な広告配信をすることができ
今後、さらなる改良も予定されいますので、ECサイトの運営においては必須の手法になると思います。
ぜひこの機会にスマートショッピングキャンペーンの導入をご検討されてみてはいかがでしょうか。

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