潜在顧客を顕在化へ育成できる記事広告

2020/11/13

記事広告とは

記事広告については、人によって様々な考え方をもっていると思いますが、今回は商品やサービスの特徴を紹介した記事をメディアに掲載してアプローチする広告手法という定義で進めていきます。

記事広告は、ネイティブ広告と呼ばれる広告手法の一つとなります。

ネイティブ広告は、メディアに広告を溶け込ませることで、広告とは認識されにくいようにユーザーへアプローチするというものとなります。

ネイティブ広告では、下記のように他の記事コンテンツと同じフォーマットで掲載することで広告と言う認識を薄れさせることが可能となります。

このようなネイティブ広告が注目を集めるきっかけとなったのは、「バナー広告がうざい」などの印象を持つユーザーが増えたことにより、ユーザーに不快感を与えることなくアプローチする手法を模索する企業が増えたという背景があります。

「バナー広告がうざい」という印象を持つユーザーが増えた背景の一例としては、下記のことが考えられます。

・リターゲティング広告を活用する企業が増えたことで、一人のユーザーに同じ企業のバナー広告が表示されることが多くなったこと

・スマートフォンでメディアを見るユーザーが増えたことで、画面面積の狭いスマーフォンだとバナー広告が増えることで既存の記事が見えにくいという操作性の問題

 

記事広告のメリット

記事広告を活用することで考えられるメリット下記に紹介します。

■商品・サービスのメリットを最大限伝えることができる

記事広告は、記事という形態をとる為、伝えられる情報量が非常に多い傾向があります。

その為、商品・サービスのメリットを最大限に伝えることができます。

 

■ターゲット層への認知を拡げることができる

ターゲット層が閲覧するコンテンツに記事広告を掲載することでターゲット層への認知を拡げることができます。

また、広告とは認識せずにクリックするユーザーも一定数いる為、バナー広告ではアプローチしにくい見込みユーザーへの訴求も可能となるでしょう。

 

■潜在顧客を顕在化へ育成することも可能

記事広告では、通常のバナー広告ではアプローチできないユーザーへのアプローチも可能となる為、潜在顧客へのアプローチに有効な広告手法となります。

その為、ユーザーを育成する為の記事を作成することで、潜在顧客を顕在化することも可能となるでしょう。

 

■ユーザーにヒットしやすい訴求軸の検証が可能

ネイティブ広告は、複数のメディアの広告枠を確保するプラットフォームがあります。

そういったプラットフォームを活用することで、訴求軸が異なる複数の記事を同時に配信することが可能であり、複数の記事の効果検証を行うことでユーザーが興味を持ちやすい訴求軸の検証を行うことが可能となります。

 

記事広告を活用する上での注意点

従来、記事広告はメディアに記事広告の掲載依頼を行うことで掲載が可能となりますが、現在はいくつものメディアのネイティブ広告枠を確保している広告プラットフォームが存在します。

そのようなプラットフォームを活用することで一つのメディアに縛られずに幅広いユーザーにアプローチすることが可能となります。

そして、そういったプラットフォームを活用すると広告の配信先を自社サイトに設定することが可能となります。

ただ、記事広告では広告と認識せずにクリックするユーザーも多くいる為、遷移したページが売り込みがメインとなるコンテンツであれば、離脱率が向上するだけの結果となる可能性があります。

その為、ネイティブ広告では、売り込みをメインとするのではなく、ユーザーに商品・サービスを理解してもらうことを目的として、活用することをオススメします。

 

最後に

購入や問い合わせを目標として運用を行うケースが多いWeb広告において、ネイティブ広告では別の指標で運用を行う必要があります。

ネイティブ広告は、自社商品・サービスの認知を向上し、ユーザー育成を行うのに有効な広告手法である為、そういったブランディングに興味のある方は、是非ご相談ください。

 

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