2020/11/12
構造化スニペット表示オプションとは
商品やサービスの特長をアピールできる広告表示オプションです。
ヘッダーと複数の値から構成され、広告をクリックする前にユーザーに商品の特長やサービスの種類などを知ってもらうために活用します。ヘッダーとは計13個あるカテゴリのことで、値で何について紹介するかを説明します。値には、商品・サービスのその種類・要素などを設定します。
表示の仕組み
構造化スニペット表示オプションが広告とともにパソコンで表示される場合、一度に最大2つのヘッダーが表示でき、モバイル端末とタブレット端末に表示される広告には 1 つのヘッダーのみ表示されます。
Google広告では、アルゴリズムによって最適なヘッダーまたは組み合わせが決まります。
パソコンでの構造化スニペットの表示例
構造化スニペットの仕組み
構造化スニペットはアカウント、キャンペーン、広告グループ単位で追加できます。
追加先を選択し、見込み客が商品やサービスを検討するときにどのような項目を重視するかを考えて、表示のスケジュールを設定します。また、商品やサービスを検討し、デフォルトのヘッダーリスト(「商品」や「サービス カテゴリ」など)から選択してから、特定の補足情報を値として追加します。
ヘッダーの一覧
• おすすめのホテル
• コース
• サービス
• スタイル
• タイプ
• ブランド
• モデル
• 学位プログラム
• 周辺地域
• 設備
• 到着地
• 番組
• 保険の保障
注意事項
ヘッダーと値が一致していないとスニペットの不承認につながる可能性があります。
値は、対応するヘッダーの例として考えることもできます。
たとえば、「コスタリカ」は到着地、「WiFi」は設備、「ダウンタウン」は周辺地域に当たります。
スタイル ヘッダーの値は、サンダルやハイヒールのように具体的なカテゴリのバリエーションにする必要がありますが、タイプヘッダーの値は、照明器具や靴のようにより広いカテゴリーのバリエーションで問題ありません。
構造化スニペット表示オプションを追加しても費用はかかりませんが、広告がクリックされた場合には通常の費用が発生します。
メリット
提供する商品やサービスの詳細を伝えることができる
広告をクリックしなくても、商品やサービスの特性や種類がわかります。
費用対効果の向上が見込める
広告に追加情報が表示されることにより、広告の関連性とクリック率が向上します。商品やサービスに高い関心を持つユーザーからクリックを獲得できるため、費用対効果の向上につながります。
カスタマイズできる
アカウント、キャンペーン、広告グループ単位で構造化スニペットを追加できます。構造化スニペットを表示する期間、曜日、時間帯も指定可能です。
まとめ
今回はGoogle広告の構造化スニペットに関してでした…
構造化スニペット表示オプションはデメリットがほとんどありませんので、とりあえず設定してみてください。
よくわからない、設定がめんどくさいなと感じたらぜひ広告運用のご相談いただければと思います。