【Google広告】CV変動を事前に設定できる「季節性の調整」機能とは

2021/06/09

「季節性の調整」機能とは

Google広告の機能のひとつで、将来的に予定されているセールやイベント、キャンペーンなどによって見込まれるコンバージョン率の変化を事前に登録しておくことができる機能です。先に登録しておくことで、スマート自動入札機能の動作を調整することが可能になります。

 

「季節性の調整」の仕組み

例えば、5日間大規模なキャンペーンやプロモーションなどを行うことが決定しており、コンバージョン率が約30%ほど上昇することが見込まれる場合、コンバージョン率を最大30%引き上げる季節性の調整を作成し、その期間に適応します。期間指定ができるので、期間終了後は、自動的に入札機能の動作は元に戻ります。

※スマート自動入札は多様なシグナルを元に入札価格設定を自動で行ってくれる機能ですが、大幅な数値の変化などが発生した場合は、学習期間に入り一時的にパフォーマンスが低下することもあります。こういったケースを回避するためにも「季節性の調整」といった機能を活用することができます。

 

「季節性の調整」が使用可能な範囲

2021年6月現在「季節性の入札」の利用が可能なキャンペーンと入札戦略は以下になります。

▶使用可能キャンペーン

・検索キャンペーン

・スマートショッピングキャンペーン

・ディスプレイキャンペーン

▶使用可能な入札戦略

・目標広告費用対効果

・目標コンバージョン単価

 

自動入札「季節性の調整」の設定方法

①広告管理画面の右上「ツール」から「入札戦略」を選択します。

 

②左側の「詳細設定」を選択し、+ボタンを選択します。

 

Settingsという画面になるので、「名前」「説明」「期間」を設定します。

 

④どのキャンペーンタイプ、もしくは特定のキャンペーンに設定するのかを選択します。また、デバイス指定もあればこちらで設定します。

 

⑤最後に見込まれるコンバージョン率の変化から想定値を入力します。入札調整は引き上げ、引き下げどちらも設定が可能です。

 

注意点

一般的な年中行事による影響は既にスマート自動入札機能に組み込まれています。

一般的な、ハロウィンやクリスマスなどの年中行事による変動は既にスマート自動入札機能に組み込まれています。ですので大きなイベントやプロモーションなどにより著しく数値が変動する場合に、設定するのが望ましいです。また季節性の調整は、主に1~7日間の短いイベントに適しています。14日間を超えるような長期間で設定すると、成果が得られない可能性がありますので注意が必要です。

 

まとめ

今回はGoogle広告の機能「季節性の調整」に関してご紹介しました。大きなキャンペーンやイベントでの数値変化が予想される場合は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。弊社では、Google広告をはじめacebook広告やInstagram広告などのSNS広告の代行も承っております。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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