問題解決や課題分析のためのツール『ロジックツリー』とは?

2024/10/30

「ロジックツリー」というワードを聞いたことがありますか?
ロジックツリーというのは簡単にいうと、問題解決や課題分析のためのフレームワークで、
情報を論理的に整理して可視化するモノというイメージです!

今回は、ロジックツリーの基本的な概念や作成方法、さらにメリットデメリットもご紹介します!

 

ロジックツリーとは?

冒頭でも軽く触れましたが、ロジックツリーとは分析対象や問題点をツリー状に整理して分解する手法です。
大きな課題を幹とし、細分化された要素を枝や葉に例えることから、ツリー(木)と呼ばれます。
課題・目標の原因や解決策を視覚的に表現できるので、複雑な状況を整理して理解する際にとても役立ちます!

 

ロジックツリーの作り方

ロジックツリーを作る際に、まず最上位の課題や目標を明確に定義することが重要です!
その上で、その課題を「なぜそうなるのか?」という視点で論理的に分解していきます。

そして、ロジックツリーはウェブ広告運用において非常に効果的に活用する事ができるんです!
作成方法を以下でご紹介します!

■ロジックツリー作成の4ステップ

①課題や問題の定義
分析対象となる大きな課題を設定します。

②ツリーの第一階層を設定
問題を構成する主要な要素を定義し、それらをツリー状に展開します。

③要素の分解
各要素をさらに細かく分解していき、最終的に具体的な解決策や行動に落とし込んでいきます。

④MECEの原則に従う
MECE(モレなくダブりなくという意味の言葉)の原則に従って問題が明確になるまで②・③を繰り返し、掘り下げる要素を分解することで、網羅的な分析が可能になります。

作成例がこちら

 

参照:ロジックツリーとは? 種類や作り方のコツを紹介|LINEヤフー for Business

 

ロジックツリーの種類

ロジックツリーには3つの種類があります。

①要素分解ツリー
全体の構造を明らかにするためのツリー。要素を網羅的に整理します。

②原因追求ツリー
問題の原因を特定するために要素を掘り下げます。

③問題解決ツリー
解決策を考える際に、具体的なアクションを定めます。

 

ロジックツリーのメリットとデメリット

■メリット
🔶問題の全体像を把握できる
要素を細かく分解してツリー状に整理することで、課題や問題の全体像が明確になる!

🔶解決策が明確化される
原因を追求し、それに対応した解決策を導き出しやすくなる!

🔶メンバー間の認識共有がスムーズに
視覚的なツールであるため、チームメンバー間で共通認識を持つのに役立つ!

🔶アクションの優先順位を決めやすい
解決策を一覧化できるため、どのアクションが最も効果的か優先順位をつけやすくなる!

■デメリット
🔷全ての要因を網羅できるとは限らない
ツリー状に整理しても、すべての要因や解決策を見落とす可能性がある。
また、現実の問題は複雑なため、ツリーの形だけで完全に解決できないこともある。

🔷ロジックツリー作成が目的化する可能性
分析ツールとしての役割を超え、ツリー作成自体が目的となってしまうことがある。

🔷創造性には向かない
論理的な思考を重視するため、新しいアイデアやクリエイティブな発想を求める作業には不向き。

 

まとめ

いかがでしたか?
今回はロジックツリーについてご紹介しました。
ロジックツリーはウェブ広告運用において非常に効果的に使う事ができるツールなので、
みなさんも積極的に活用してみてください!

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