2021/04/14
Facebook広告では通常ピクセルのイベントコードをサンクスページに設置してンバージョンを計測しますが、イベントコードを使用しなくてもコンバージョンを計測することができる、カスタムコンバージョンについてと設定方法を紹介します。
カスタムコンバージョンとは
Facebook標準イベントでカバーできない部分をトラッキングしたい時に活用する機能で、指定した条件が達成されたらコンバージョンを計測することができます。条件として指定できる要素には「URL」と「イベント」があり、これらを組み合わせて複雑な条件を作成することも可能です。
※各広告アカウントに最大100個まで登録可能です。
カスタムコンバージョンでできること
・他の手法では最適化できないアクションに対して広告配信を最適化する
カスタムコンバージョンを使用すると、単独では最適化に直接使用できないカスタムイベントや[すべてのURLトラフィック]に対して広告配信を最適化できます。
・追加のコードなしで標準イベントを設定する
ウェブサイトにFacebookピクセルのベースコードをインストールしていれば、URLルールを使用して標準イベントを記録できます。他のイベントコードをウェブサイトに追加する必要はありません。
・イベントを絞り込む
標準イベント、カスタムイベント、または[すべてのURLトラフィック]にルールを適用して、顧客のアクションをより詳細に把握できます。例えば、特定の色や価格のアイテムを購入する利用者数を測定するルールを作成できます。
・パートナーとシェアする範囲を管理する
データソース全体ではなく、個々のカスタムコンバージョンをビジネスパートナーとシェアします。
【参照:Facebookビジネスヘルプセンター】
カスタムコンバージョン設定手順
ビジネスツールをクリックしてイベントマネージャーを開き、作成をクリックします
カスタムコンバージョンを作成を選びます
カスタムコンバージョンの作成フォームが表示されます
・名前: 管理しやすい任意のコンバージョン名を入力
・データソース: Facebookピクセルを選択(異なるピクセルを選択すると計測できません)
・コンバージョンイベント:すべてのURLトラフィックになっていることを確認
・ルール:URLを選択した場合、コンバージョンとするURLのマッチタイプを選択し、コンバージョンとするURLの内容を入力
上記の設定を行い作成するを押して完了です。
まとめ
以上、カスタムコンバージョンについてでした。
タグ編集が必須である「標準イベント」と違い、管理画面だけで設定を完結させることができる「カスタムコンバージョン」はコード編集に不慣れな方におススメですが、カスタムコンバージョンは、Facebook標準イベントと比較するとエラーが生じやすい傾向にありますので注意が必要です。
カスタムコンバージョンを導入ですることで、コンバージョンポイントを新たに設定する時や最適化対象の変更の時の作業の難易度も下がり、今までより簡易で使いやすい仕様になっていますので、ぜひ活用してみてください。
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