【Google広告】サイトリンク表示オプション

2021/05/24

サイトリンク表示オプションとは

Google広告の広告表示オプション機能の一つでサイト内の特定のページへのリンクを広告に追加表示することができます。

Yahoo!広告でも同様の機能を持つ表示オプションが用意されており、Yahoo!広告では「クイックリンクオプション」となります。

サイトリンク表示オプションは、アカウント単位、キャンペーン単位、広告グループ単位で設定することができ、サイトリンクとして表示させるテキストと誘導するURLを指定することで利用できます。
対応しているキャンペーンタイプは「検索キャンペーン」と「動画キャンペーン」でデバイスや表示位置などによって表示内容が異なります。

検索キャンペーン

サイトリンク表示オプションは、Google 検索結果の上と下の広告に表示されます。
広告にサイトリンクを表示するには、2 つ以上のサイトリンク表示オプション(パソコンの場合)か、1 つ以上のサイトリンク表示オプション(モバイルの場合)が必要です。表示されるサイトリンクの数は、ユーザーが広告を閲覧する環境によって異なります。
パソコン: 1 つの広告に最大 6 個のサイトリンクが表示されます。サイトリンクは広告と同じ行または下の 1~2 行に表示されます。
モバイル: 1 つの広告に最大 8 個のサイトリンクが表示されます。これらのサイトリンクは、1 行に横並びのカルーセル形式で表示されます。ユーザーはカルーセルを左右にスワイプして、他のサイトリンクを見ることができます。検索結果の最上部に掲載された場合、サイトリンク表示オプションは通常よりも目立ちやすい、各リンクが 1 行に 1 つずつ並んだ形式で表示されます。

例: 検索広告のサイトリンク(パソコン)

動画キャンペーン

サイトリンク表示オプションは、YouTube 動画の前、途中、または後に再生される広告の下に表示されます。サイトリンクの表示対象はモバイル デバイスに限られ、広告自体も条件を満たしている必要があります。
サイトリンクを表示するには、サイトリンク表示オプションが 2 個以上必要です。
1 つの広告に最大 4 個のサイトリンクが表示されます。ユーザーは広告を視聴しながらサイトリンクを閲覧および選択できます。
注: Google 動画パートナーに配信している動画キャンペーンでは、サイトリンクは表示されません。

例: YouTube 動画広告のサイトリンク(モバイル)

 

【参照:Googleヘルプ サイトリンク表示オプションについて

 

メリット

情報量の増加、画面の占有率アップ

説明文の追加や表示件数の増加により、表示された時に広告の幅がかなり広がり、視認領域が大幅に増加。

 

クリック率の向上

サイト遷移後のアクションをよりイメージしやすく、訴求力が強化されているので、クリック率向上が期待できる。

 

更新が簡単

リンクテキストと URL は好きなときに変更できるので、セールやキャンペーンに合わせて広告を最新の状態に保つことができます。
サイトリンクを組み込むために、広告を新規作成したり編集したりする必要はありません。

 

クリックに関する詳細なデータを取得できる

サイトリンクが表示されたときの広告のクリック数がわかります。この掲載結果データは、キャンペーン、広告グループ、広告別に表示できます。データを分割表示すれば、個々のサイトリンクのクリック数を、広告の別の部分(広告見出し、別のサイトリンク、別の広告表示オプションなど)のクリック数と比較することも可能です。

 

入稿規定

文字数

リンクテキスト:半角25文字(全角文字は12文字)まで
説明文:半角35文字(全角17文字)

 

最低必要数

キャンペーン、もしくはアカウント内に2個以上のサイトリンクを作成が必要。2つ以上ないとサイトリンク表示オプションは表示されません。

 

注意事項

リンクテキストの繰り返しNG

複数のサイトリンクで同じリンクテキストを使用すること
注: それぞれのサイトリンクに異なるリンク先を割り当てる場合でも、リンクテキストを再利用することはできません。

 

URLの重複

・ 同じキャンペーンや広告グループで、複数のサイトリンクのリンク先として同じランディング ページやコンテンツを割り当てること
・ 同じランディング ページや同じコンテンツをリンク先とするサイトリンク

例: 同じページの別のタブへのリンク、同じページの別のアンカーや別のフラグメント識別子へのリンク
注: リンク先のコンテンツが他と異なると判断されるには、そのページのコンテンツの約 80% が他のどこにもない独自コンテンツであることが必要。

 

第三者のURL

広告の最終ページURLのドメインと一致しないサイトリンクURLは許可されません。
注: リンクには通常、広告 URL と同じドメインを割り当てますが、限られた状況下では、第三者のサイトにリンクを割り当てることもできます。たとえば、特定のオンライン販売店(Amazon や Best Buy)、Facebook ページ、Twitter アカウント、YouTube 動画、LinkedIn のプロフィール、Instagram アカウントなどが挙げられます。その場合、リンクテキストからリンク先の内容がわかるようにしてください。また、テキストに完全なドメイン名を含めます。たとえば、YouTube 動画にリンクする場合は、リンクテキストに「YouTube.com の動画へリンク」などと表示します。

 

サイトリンク表示オプションにおける句読点と記号

ユーザーの目を引くことだけを目的としてリンクテキストまたは広告文に含められた不必要な句読点や記号はNGです。
例: 文頭の感嘆符や句読点、► 記号の追加

 

サイトリンク表示オプション設定する時のポイント

サイトリンクは8つ以上準備する

スマホやタブレットではサイトリンクが最大8つ(パソコンでは最大6つ)表示されるので、8つ以上準備しましょう。
用意したサイトリンクの数が少ないと、せっかくの表示する機会を逃すことになってしまいます。
※サイトリンクは最低でも2つ以上準備していないと広告上に表示されません。

 

リンクテキストは短くする

サイトリンク表示オプションにおいては、リンクテキストが短いほどより多くのリンクを表示できるとされています。
多く表示できると画面の占有率が上がり、ユーザーへ訴求できるポイントも増えます。
※リンクテキストの長さは全角7字前後をおすすめします。

 

説明文を必ず入れる

リンクテキストだけでなく、説明文が表示されるだけで広告の表示面積がかなり大きくなります。
説明文があることで、遷移先ページのアピールがしやすくなるといったメリットも持ち合わせています。

 

【参考:Google広告ヘルプ サイトリンク表示オプションを追加する

 

関連コラム

【Yahoo!検索広告】拡張クイックリンク

 

まとめ

以上、サイトリンク表示オプションの紹介でした。

BOPコミュニケーションズではGoogle広告をはじめとしたWEB広告の運用代行を行っております。
よくわからない、設定がめんどくさいなと感じたらぜひ広告運用のご相談いただければと思います。

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