モノクロ写真を使ったデザイン手法

2021/09/10

バナーやサイトなどWebデザインで、よくあるパターンとして
メインとなる写真を配置し、そこにメインコピー、そして説明を記載するというような王道パターンがあります。

王道パターンは、それはそれでバランスの取れた良いモノではあるのですが、
コピーを引き立たせたい・写真に魅力を出したい、
そんな場合は逆に無難過ぎて、まったりしたデザインとなってしまう場合があります。

今日はカラーではなく「モノクロ」という要素に注目して、デザインをより魅力的に仕上げる方法をご紹介しようと思います!

 

なぜモノクロ?

やはりデザインをいざ作ろうとした時、まず無意識に準備してしまうであろうカラー写真
それを、あえて今日は「モノクロ写真」に加工して使用してみたいと思います!

ではなぜモノクロ写真にするのか?

結論から言うと
・写真をモノクロにする事でコピーをより強調できる
・カラーで表示するより、その被写体の人物像を知的でクールなモノにできる

そう、この2点です!
つまり、カラー写真をモノクロにする事でコピーや被写体の見せ方を操作する事ができるんです!

 

モノクロ写真を活用する

では概要はこの辺りにして、実際どのようなイメージになるか参考画像を見てみましょう!
モノクロ写真を使用するとこんな感じになります!

分かりますか、コピーも前に出てきますし、被写体がクールで知的な作家やアーティストのような雰囲気を演出できるんです!

 

因みにカラー写真のままだとこんなイメージ。

先ほどのモノクロ写真の時よりコピーが若干後退し全体の雰囲気も変化してますよね。

 

このようにメインイメージをカラーからモノクロに変えるだけでコピーや被写体の持つイメージを、簡単に操作する事が出来るんです!

 

まとめ

いかがでしたか?
今回は、普段何気なく使用するカラー写真をあえてモノクロ写真に変える事で
コピーや被写体の印象を操作する手法についてお話しました。

やはりデザインに置いて大きな役割を担う「写真」、このパーツの操作一つで
デザインを変化できるというのは面白い部分だと思います。

しかし、今日参考画像に使用したモノクロ写真加工、
モノクロに加工する「色彩フェーダーをゼロにして、はい!終了!」という単純な作りではないんです。
実は、モノクロ加工の工程で、より人物像を魅力的にする為にいくつかの「加工」を施しているんです!
その加工を施すことで、モノクロ写真はより魅力的に仕上がります。

次回は引き続きこのモノクロ加工の秘密に迫っていきたいと思います!

 

シェア
ツイート