2021/10/05
検索広告向けリマーケティングRLSAとは
RLSA:Remarketing Lists for Search Adsは検索連動型の広告でリマーケティングやリターゲティングリストを使用して一度サイトに訪れたことがあるユーザーに対して広告を配信する方法です。
リマーケティングリストの入札単価を調整することができるので、見込みの高いユーザーにのみ配信を強化することもできます。
リマーケティングとリターゲティングはgoogle広告とYahoo!広告での呼び方の違いなので、基本的な仕組みについては同じものになります。
Google広告:検索広告向けリマーケティング
Yahoo!広告!:サイトリターゲティング機能
今回はどちらも検索広告向けリマーケティングと統一して表記します。
検索広告向けリマーケティング(RLSA)の仕組み
【参考:Yahoo!広告ヘルプ サイトリターゲティングとは】
※注意点
広告を配信するためには、あらかじめ専用のタグ(サイトリターゲティング用タグ)をサイトに設置して、リストを作成しておく必要があります。
検索広告向けリマーケティングで利用可能なユーザーリスト
Google広告
・標準のリマーケティングリスト
・アプリのリマーケティングリスト
・YouTube動画のリマーケティングリスト
・Google アナリティクスのリマーケティングリスト
・顧客の連絡先情報にもとづくリマーケティングリスト
・AdWords optimized list(Google 広告の最適化リスト)
Yahoo!広告
・標準のリマーケティングリスト
・アプリのリマーケティングリスト
※注意点
・リストのユーザー登録期間の上限は 540 日です。
・Google広告では過去30日間でアクティブなユーザーが1,000人以上、Yahoo!広告ではユーザーリストのリーチ数が蓄積期間内で1,000件以上ないと配信されない。
「ターゲティング」と「モニタリング」の違いについて
過去のコラムで解説していますので、詳しくはこちらを参照してください。
・ターゲティング/ターゲットリストのユーザー:配信先/ユーザーを”絞り込んで“配信ができる。
・モニタリング/全ユーザ:配信先/ユーザーは”絞り込まずに“、どのようなターゲットに配信されたかのデータを確認できる。
※Yahoo!広告では配信対象を「全ユーザー」と「ターゲットリストのユーザー」で表記されています。
■「ターゲティング」について ※Yahoo検索広告では「ターゲットリストのユーザー」
広告を配信したいユーザー/配信面を指定することができます。
この人にだけ・このサイトにだけ広告を表示したい!というときに使用します。
主にディスプレイ広告で使用されることが多いですが、検索広告でも設定が可能です。
特にディスプレイ広告では、ターゲティング設定を行わないと広範囲に広告が配信され、あっという間に予算を使い切る…ということも起こります。
そのため、特定の層にだけ広告配信を行いたい時は、必須の設定となります。
反面、ターゲティング設定した配信先にしか広告が表示されないため、場合によっては機会損失に繋がることも考えられます。
■「モニタリング」について ※Yahoo検索広告では「全ユーザー」
モニタリング設定では、配信面/配信ユーザーは絞り込まれずに配信が行われます。
そのうえで、モニタリング設定したターゲット別の掲載結果レポートを確認できるようになります。
まとめ
以上、検索広告向けリマーケティング広告(RLSA)についてでした。
設定次第でCPAを抑えてコンバージョン獲得できる見込みが高いので、まだ導入していない場合は、ぜひ設定してみてはいかがでしょうか。
設定が面倒くさい、よくわからないという場合は、弊社でもGoogle広告をはじめとした広告の運用代行を行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。