2025/04/12
先日、Yahoo!から「Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)」において、新たにアスペクト比「3:2」のレスポンシブ形式(画像・動画)で導入されるというリリースがありました。
今回は、「Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)」で新たにアスペクト比「3:2」のレスポンシブ形式(画像・動画)が導入される背景と、広告主が得られる主なメリットなどをご紹介します。
■ 「3:2」アスペクト比とは?「3:2」アスペクト比導入の背景
これまでYahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)では、主に「1:1」や「16:9」などの標準的な比率が使用されてきました。
今回追加された「3:2」は、横長ながらも縦幅がしっかりと確保できるため、視認性と情報量のバランスに優れた比率のクリエイティブとなります。
このアスペクト比のクリエイティブは、2025年4月22日(火)より順次アップロードができるようになり、第一弾としてLINEアプリのトークリスト最上部に表示される広告枠に対応するということです。
そして、今後は他の配信面にも拡大される予定となります。
Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)における「3:2」導入の5つのメリット
今回導入された「3:2」アスペクト比は、ただ新しいサイズが追加されたというだけでなく、広告配信のパフォーマンスや運用効率においても多くの利点があります。
ここでは、Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)における「3:2」導入によって得られる主なメリットを5つに整理してご紹介します。
1. トークリスト枠に最適化された表示
LINEアプリのトークリスト最上部は、多くのユーザーが頻繁に目にする高視認性の広告枠です。
今回導入された「3:2」のアスペクト比は、この枠に最適化されており、広告が画面内にぴったり収まり、伝えたい情報が効果的に表示されます。
これにより、広告の印象が強まり、クリック率や認知効果の向上が期待できます。
2. レスポンシブ形式により表示崩れを防止
「3:2」サイズは、画像・動画ともにレスポンシブ形式に対応しています。
これにより、ユーザーのデバイスや画面サイズに応じて自動で表示が最適化されます。
・テキストや画像が切れる
・重要な情報が非表示になる
・見栄えが悪くなる
といったリスクが軽減され、一貫した訴求力を維持できます。
3. 既存の素材を活用しやすい
「3:2」は、写真やバナーなどでも比較的よく使われている比率です。
その為、既存の素材をそのまま活用しやすく、制作工数の削減ができる可能性があります。
また、サイズの統一性があることで、クリエイティブの展開や量産もスムーズに行えます。
4. ブランド訴求に最適な構図
「3:2」は、ブランドロゴ、商品画像、キャッチコピーなどをバランスよく配置できる構図です。
特に動画広告では、ストーリー性を持たせた構成を取りやすく、視覚的なインパクトと情報伝達を両立できます。
情報が詰まりすぎず、かといって空白もできにくい為、広告としての完成度が高まります。
5. 将来的な配信面拡大に備えられる
現時点ではLINEアプリのトークリスト枠限定ですが、今後はYahoo! JAPANアプリなど他の配信面への対応も予定されています。
「3:2」のクリエイティブをいち早く導入することで、今後のアルゴリズム変更や配信先の拡大にも柔軟に対応できる体制を整えることが可能です。
「3:2」アスペクト比の入稿規定まとめ(参考)
■画像サイズ
最小:600×400ピクセル
推奨:1200×800ピクセル
■動画サイズ
最小:600×400ピクセル
■対応形式:レスポンシブ(画像・動画)
■対応するキャンペーン目的
・コンバージョン
・サイト誘導
・アプリ訴求
・動画再生
・ブランド認知
・友だち追加
・PayPayギフト(※一部ユーザー向け)
まとめ
今回は、Yahoo!広告ディスプレイ広告(運用型)で「3:2」アスペクト比のクリエイティブが導入される件について、ご紹介しました。
Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)に新たに導入された「3:2」アスペクト比のクリエイティブは、LINEアプリ内での視認性に優れ、ブランド訴求やレスポンシブ対応など、多くのメリットを備えています。
今後の配信面拡大にも対応できることから、今のうちから準備を進めておくことで、広告運用の柔軟性と効果を高めることができます。
特にLINEは、日本で最も利用されているSNSであり、認知効果が非常に高い広告枠です。
広告の成果を最大化するためにも、ぜひ「3:2」サイズの活用を検討してみてください。
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