2021/06/03
Facebook広告でコンバージョン表示の仕様が変更
現在、多くの企業がFacebook広告を利用してサービスのPRを行っています。
そのFacebook広告でコンバージョン表示の仕様が変更されていることに気付いている方も多いかと思います。
今回は、Facebook広告で変更されたコンバージョン計測ルールについて、ご紹介します。
Facebook広告でビュースルーコンバージョンのみの計測ができなくなっている
Facebook広告では、今までは下記のコンバージョンを計測して、広告効果の検証ができるようになっていました。
・クリックコンバージョン
・ビュースルーコンバージョン
それが、2021年5月頃から仕様が変更されており、ビュースルーコンバージョンの計測ができない広告が発生しております。
その為、今までビュースルーコンバージョンも含めたコンバージョンを成果として考えていた場合は、コンバージョン数が減少することになりますので、前月・前年比較する際は気を付けて検証する必要があります。
現在、コンバージョン計測がされるルールとしては、下記のようなパターンが確認できています。
■コンバージョン計測ルール例
・7日間のクリック
・7日間のクリックまたは1日間の表示
・28日間のクリックまたは1日間の表示
コンバージョン計測ルールを確認する方法
今までは、管理画面でデータ抽出するコンバージョン計測のルールを指定することができていましたが、今はコンバージョン計測のルールを指定することができないようになっています。
その為、各キャンペーンがどのようなルールでコンバージョン計測されているのか把握する為に仕組みが用意されており、下記の手順でキャンペーンごとのコンバージョン計測ルールを確認することが可能となります。
①「列:カスタム」をクリックし、「列をカスタマイズ」をクリック
②「パフォーマンス」項目にある「アトリビューション設定」にチェックをいれる
③そうすることで、「アトリビューション設定」の列が表示され、キャンペーンごとにコンバージョン計測されるルールを確認することができます。
今回の仕様変更における注意点
今回の仕様変更における注意点としては、下記の2点が考えられます。
・コンバージョン計測のルールが変更することで過去の比較検証がしにくい
・トラフィック目的のキャンペーンでは、コンバージョン計測がされないケースが発生する
まとめ
今回のFacebook広告の仕様変更によって、今まで以上に事前に目的を定めて広告配信を行う必要がでてくるでしょう。
今年から、コンバージョン最適化の広告配信を行う場合は、ドメイン認証・ウェブイベント設定が必須になっておりますので、より事前準備が重要となってきます。
BOPコミュニケーションズでは、その辺りのフォローを行いつつ広告配信を行っております。
ご興味がある方は、お気軽にご相談下さい。